エラー原因と対応方法|Linux のOS 起動時に kdump エラーが発生



環境

Red Hat Enterprise Linux Server release 7.6 (Maipo)

エラー原因と対応方法

エラー情報

Linux のOS 起動すると、下記のエラーが /var/log/boot.log に出力された。


[FAILED] Failed to start Crash recovery kernel arming.

See 'systemctl status kdump.service' for details.

原因

kdump サービス起動時に、 kdump へのメモリを割り当てでエラーが発生して、kdump サービスが起動しなかった。

対応方法

下記の手順で、kdumpメモリ設定を実施する。


1. /etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX に crashkernel=128M を追加する。


・設定例

GRUB_CMDLINE_LINUX="console=tty1 console=ttyS0 earlyprintk=ttyS0 rootdelay=300 scsi_mod.use_blk_mq=y crashkernel=128M"


2. 下記のコマンドを実行して、最新のgrub設定ファイルを生成する。

・コマンド
grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg


3. OS を再起動して、設定内容を適用する。


4. kdump サービス状態を確認して、サービスが実行されていることを確認する。

・コマンド
systemctl status kdump.service

補足

kdump について






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