エラー原因と対応|Azure Linux 仮想マシンが再起動できない Failed to load SELinux policy, freezing.


 


Azure Linux 仮想マシン ( redhat 7.9 ) を Azure ポータルから再起動すると、エラーが発生して、起動することができなくなった。

ここでは、発生したエラーの内容と対応方法について、紹介します。


発生したエラー情報

エラー情報 - Azure ポータルから boot ログをみて確認


・エラー情報

[!!!!!!] Failed to load SELinux policy, freezing.

原因

SELINUX の設定ファイル /etc/sysconfig/selinux に SELINUX=disabled を設定しようとしたが、誤って、SELINUXTYPE=targeted を SELINUXTYPE=disabled に設定変更したことが原因で、仮想マシン起動時に SELINUX のエラーが発生して、仮想マシンが起動できなくなりました。


SELINUXTYPE=disabled に設定して、仮想マシンを再起動するとこの現象が発生します。

対応方法

仮想マシンを通常の方法では起動できなくなったため、Azure ポータルを利用して対応します。


Azure ポータルの

 ホーム > Virtual Machines > 該当する仮想マシン > シリアルコンソール 

にて、「VM の再起動」ボタンを押下して、「Esc キー」を押下して、GRUB に入り、SELINUX の設定ファイル /etc/sysconfig/selinux を正しい設定に修正して、Azure ポータルから通常の方法で仮想マシンを起動します。


・参考

シリアル コンソールを使用して GRUB とシングル ユーザー モードにアクセスする








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