Azure SaaS ( Marketplace ) の Twilio Sendgrid サービスをアカウント作成して利用する方法

SendGrid


Azure SaaS ( Marketplace ) の Twilio Sendgrid サービスをアカウント作成して利用する方法について記載する。


Sendgrid アカウントを作成

Azure ポータルにログオンして、SendGrid Accounts 画面を表示して、「作成」をクリックする。


登録先 Twilio SendGrid 画面で必要な項目「サブスクリプション、リソースグループ、SendGrid アカウント名、プラン」を入力、選択して、「レビューと登録」ボタンを押下する。


SendGrid メール送信元アドレスを登録

上記の作業後、引き続き、下記の作業を実施する。


ここでは、

SendGrip のメールサービスで使用するメール送信元アドレスの登録を実施する。登録したメールアドレスをメール送信元アドレスとして使用することができる。


「アカウントを今すぐ構成」ボタンを押下して、「Create New Sender」ボタンをクリックして、差出人情報を入力して登録する。


ここで、「From Email Address」と「Reply To」は同じメールアドレスを設定する。登録したメールアドレスにメールが送信されるので、受信したメールで「Verify Sender Identity」ボタンを押して認証を完了させる。


SendGrid API Key を作成

上記の作業後、引き続き、下記の作業を実施する。


「SETTINGS」-「API Keys」をクリックして、「Create API Key」ボタンをクリックして API Key を作成する。ここで、「API Key Permissions」は「Restricted Access」を選択し、「Mail Send」のみ有効化する。


「Create & view」ボタンをクリックして、画面に表示された API Key をメモして、「Done」ボタンをクリックする。

SendGrid アカウント作成時の注意事項

Azure SaaS ( Marketplace ) の Twilio Sendgrid サービスのアカウント作成は、Azure のゲストユーザではなく、Azure テナント内で作成されたユーザで実施する必要がある。


Azure のゲストユーザでは、

上記の SendGrid メール送信元アドレスの登録、および、SendGrid API Key の作成をすることはできない。


また、
Azure SaaS ( Marketplace ) の Twilio Sendgrid サービスのアカウント作成後も、Azure のゲストユーザでは、作成した SendGrid リソース画面で「発行元のサイトで SaaS アカウントを開く 」リンクをクリックすると、「管理者の承認が必要」画面が表示され、SendGrid 画面にアクセスして操作することができない。この事象が発生した場合は、Azure テナント内で作成された他のユーザで、アクセスして操作することになる。

本制約は SendGrid 側の制約によると思われる。

もし、
Azure のゲストユーザで Azure SaaS ( Marketplace ) の Twilio Sendgrid サービスのアカウントを作成してしまった場合は、SendGrid 側では別途用意したユーザが登録されていないことが想定されるため、改めて Azure テナント内で作成されたユーザで Azure SaaS ( Marketplace ) の Twilio Sendgrid サービスのアカウントのサブスクリプションを作り直すことが推奨される。


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