Azure VPN 接続が頻繁に切断される原因と対応方法|パブリック IP アドレスが変更されることで発生


 Windows 端末にて、Azure VPN 接続すると、頻繁に VPN 接続が切断される事象が発生することがある。


VPN 接続が切断されることにより、VPN 接続を使用した RDP 接続や TeraTerm 接続が接続中に切断される。


環境

・Windows 10

・Azure 仮想ネットワークゲートウェイ

ポイント対サイト(P2S)

トンネルの種類:IKEv2 と SSTP (SSL)

証明書の種類:Azure 証明書

クライアントの種類:Azure VPN クライアント

原因

クライアント端末のパブリック IP アドレスが、頻繁に変更されていることが原因で本事象が発生する。


接続元のクライアント端末が利用する パブリック IP アドレスが VPN 接続中に変更になった場合、クライアント端末と Azure VPN Gateway との接続は失われ、当該 VPN 接続は切断されることが想定される。これは、VPN の一般的な動作である。


クライアント端末が利用する パブリック IP アドレスが頻繁に変更されるネットワーク環境では、VPN 接続が頻繁に切断される。

対応方法

クライアント端末のパブリック IP アドレスが頻繁に変更されてしまう原因について調査して、これを改善することで、本事象が改善されることを確認する。

または、クライアント端末のパブリック IP アドレスを固定にして、変更されない環境とすることで、本事象が改善されることを確認する。



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