Azure Cloud Shell にて複数アカウントで使用できる共有フォルダ・ファイルを作成する方法




共有ディレクトリ・ファイルを作成する方法

Azure Cloud Shell で他の作業担当者( 他の Azure アカウント )と共有するディレクトリ・ファイルを作成する方法を紹介します。


ここでは、Azure Cloud Shell の Power shell を使用します。


まず、Azure ポータルにログオンして、Azure Cloud Shell を起動します。


/home/<ユーザー名>/clouddrive 配下にディレクトリやファイルを作成すると、他のユーザと共有して使用することができます。


例えば、ユーザ test 01 でディレクトリとファイルを /home/test01/clouddrive 配下に作成すると、他のユーザ test02 は、/home/test02/clouddrive にアクセスして、ユーザ test01 が作成したディレクトリとファイルを使用することができます。作成したディレクトリとファイルのユーザ・グループは、test01 になっていますが、ユーザ・グループを変更しなくても、他のユーザ test02 は使用することができます。


ここで、ユーザ test02 は、Azure Cloud Shell の初回起動時に、「ストレージがマウントされていません」というメッセージが表示され、Cloud Shell が利用できないですが、下記のように、ユーザ test01 が使用しているストレージアカウントを使用するようにストレージマウントをすることで、ディレクトリとファイルを共有することができます。


1. ユーザ test 02 で Azure ポータルにサインインして、Cloud Shell アイコンをクリックします。


2. 「Azure Cloud Shell へようこそ」画面で PowerShell を選択します。


3. 「ストレージがマウントされていません」画面で「詳細設定の表示」リンクをクリックします。


4. ストレージアカウントと共有ファイルは「既存のものを使用」を選択して、ユーザ test01 で使用しているストレージ アカウント名と共有ファイル名「cloudshell」を入力する。


補足

Azure ポータルにて、

ホーム > ストレージアカウント > 該当するストレージアカウント > ファイル共有

で /home/<ユーザー名>/clouddrive 配下に作成したディレクトリやファイルを確認することができます。

参考

Azure Cloud Shell でファイルを永続化する



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