ORACLE 12c メモ

CREATE USER:ユーザ作成

データベース・ユーザ(データベースにログイン可能なアカウント)を作成する。

・サンプル
CREATE USER ユーザ
  IDENTIFIED BY パスワード
  [DEFAULT TABLESPACE テーブルスペース]
  [TEMPORARY TABLESPACE テンポラリーテーブルスペース]
  [PROFILE プロファイル]

・DEFAULT TABLESPACE

指定しない場合、
SYSTEM表領域を設定する。

・TEMPORARY

指定しない場合、
SYSTEM表領域を設定する。

・PROFILE

指定しない場合、
DEFAULTプロファイルを設定する。

GRANT:権限付与、ロール付与

システム権限付与

ユーザ、またはロールにシステム権限を付与する。

・サンプル
GRANT システム権限 TO ユーザ|ロール

・注意

ログイン中のユーザに権限が付与された場合、再ログインすると付与された権限が有効になる。

・補足

システム権限は、多くの種類があるため、システム権限をロールにまとめたものをユーザに付与することが推奨される。

オブジェクト権限付与

ユーザ、またはロールにオブジェクト権限を付与する。

・サンプル
GRANT オブジェクト権限 ON [スキーマ.]オブジェクト TO ユーザ|ロール

例えば、
別のユーザが所有するテーブルを参照したい場合、以下のコマンドで権限を付与して、参照可能にすることができる。ここでは、「USER1」に「TABLE2」を参照する権限を付与している。TABLE2は、別のユーザ「USER2」の所有するテーブルとする。
GRANT SELECT ON USER2.TABLE2 TO USER

ロール付与

ユーザ、またはロールにロールを付与する。

・サンプル
GRANT ロール TO ユーザ|ロール

REVOKE:権限削除、ロール削除

1. ユーザ、またはロールに付与されたシステム権限を削除する。

・サンプル
REVOKE システム権限 FROM ユーザ|ロール

2. ユーザ、またはロールに付与されたロールを削除する。
REVOKE ロール FROM ユーザ|ロール


3. ユーザ、またはロールに付与されたオブジェクト権限を削除する。

・サンプル
REVOKE オブジェクト権限 ON [スキーマ.]オブジェクト FROM ユーザ|ロール


ロール作成、削除

ロール作成

・サンプル
CREATE ROLE ロール

ロール削除

・サンプル
DROP ROLE ロール

シノニム作成、削除

シノニム作成

・サンプル
CREATE SYNONYM シノニム
  FOR [スキーマ.]テーブル

シノニム削除

・サンプル
DROP SYNONYM [スキーマ.]シノニム

メモ

PUBLICについては省略。

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